金山駅徒歩5分で通える歯医者「かなやま歯科」院長の宮園達也です。
今回は前回に引き続き、親知らずの抜歯についてです。
親知らずの抜歯は一般的な歯科治療ですが、出血や炎症等を引き起こす可能性があるため適切なケアが必要です。
抜歯後の経過と痛み
親知らずの抜歯後は通常、腫れや出血が起こります。
抜歯直後はガーゼなどで圧迫して止血する必要があります。
痛みが出るので麻酔が切れる前にあらかじめ痛み止めを飲んでも構いません。
万が一強い痛みがある場合はご相談ください。
食事と飲み物
抜歯直後は食事と飲み物に注意が必要です。麻酔が残っている場合、口の中を噛んだ際の痛みや熱さを感じることができないので固い食べ物や熱い飲み物は避けることをおすすめします。
また、たばこやアルコールは傷口に刺激を与えてしまうので控えてください。
歯磨きやうがい
抜歯後は傷口の清潔さを保つことか大切です。歯磨きやうがいの際は抜歯した傷口に触れるのを避けていただき優しく行ってください。
アフターケア
抜歯後の傷跡の回復には消毒やメンテナンスにお越しいただくことが重要となります。経過を診ることで適切な処置が可能になります。出血や痛み、傷口の治癒には個人差があります。抜歯後の予後で気になることがあればその際にお聞かせください。
親知らずの抜歯はお早めに
親知らずは一番奥にあり歯ブラシが届きにくいため虫歯になりやすくなります。また、親知らずが顔を出していない場合もあるため、痛くなってから歯科医院に向かい、治療する方が多いと思います。 しかし放置すると親知らず以外の歯まで虫歯になったり、横向きに生えているせいで押されて痛くなってしまったりします。定期的な通院で適切な処置が行い、健康な歯を守りましょう。