金山駅徒歩3分で通える歯医者「かなやま歯科」院長の宮園達也です。
今回は虫歯治療の際の保険適用補綴物と自費補綴物についてお話します。
補綴物とは
虫歯がある箇所を削り取り失った部分を人工物で覆うことを補綴といい、詰め物や被せ物と呼ばれるものを補綴物といいます。
さらに補綴物は保険適用の補綴物と自費の補綴物とがあり希望に応じて選ぶことができます。
保険適用補綴物
国の定めた一定の基準や条件に合わせた補綴物のため費用の一部が保険でカバーされ、治療費の支払い負担が少なくなります。
しかし治療の種類や使用素材に制約があり、痛みをなくしたり食べ物を食べることができる機能性を重視したものです。
代表的なものは12%金銀パラジウム合金を使用した、いわゆる銀歯です。現在は銀歯以外にもCAD/CAM冠という白い補綴物も保険適用となっています。
自費補綴物
患者自身が全額費用負担をするもので、より高度な技術や最新の素材を使用します。保険適用の補綴物に比べると欠けたり割れたりしにくく、見た目が美しいのが特徴です。ただし保険適用外のため、治療費が全額自己負担となり費用が高くなります。
例えばセラミックで作成したものや金歯などが自費補綴物です。保険適用の補綴物、自費の補綴物はメリット・デメリットがありますので次回はそのお話をしていこうと思います。
患者様の希望に応じて最適な治療を行うため、説明や相談も行っておりますので、お気軽にお尋ねください。