金山駅徒歩3分で通える歯医者『かなやま歯科』院長の宮園です。
歯石ってよく聞くと思いますが、歯石ってなんなの?
って患者様からお問い合わせ頂くことがあるので、ご説明しようと思います!
歯石とは?
歯石とは、簡単に言うとプラーク(細菌のかたまり)が唾液中のミネラルの影響により、石のように固まって歯にこびり付いたものです。
いわば、
「細菌の化石」
です。
歯石そのものに大きな害はありませんが、表面がザラザラしているので、プラークが付着しやすくなります。
大事なのはそのプラークが原因で、周りの歯ぐきに炎症を起こして歯周病になったり、悪化する可能性が高くなるということです。
歯の根元にも歯石はできる
歯ぐきの上にできる歯石についてお話してきましたが、実は、歯ぐきの溝の中、歯の根元にも歯石はできてしまうのです。
これは
「歯肉縁下歯石」
といい、色は黒く、歯ぐきの上にできる歯石より硬いことが多いです。
表面はザラザラしていて、歯周病を悪化させる細菌をたくさん含んだプラークが付着します。
しかも歯ぐきの深いところに入り込んでいるので、いくら歯磨きを頑張っても自力で取ることができません。
歯石をとるのは歯科医院で
歯ぐきの上にあるにしろ、下にあるにしろ、歯石は患者さんの手では取れないので、歯科医院でとてもらう必要があります。
とってもらった後は、歯石が再び作られないよう、しっかり歯磨きをしましょう。
歯磨きの仕方も歯科医院でチェックしてもらうといいですよ!