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歯ぎしり、食いしばりにボトックス治療?

金山駅徒歩3分で通える歯医者「かなやま歯科」院長の宮園達也です。

今回はボトックス治療についてお話しします。


ボトックス注射は歯ぎしりや食いしばりに対して行う治療です。
ボツリヌス菌という細菌の産出する神経毒素を筋肉(歯科領域では咬筋に施術することが多い)に注射することで筋肉の緊張を緩和し、歯ぎしり、食いしばりを抑制します。

個人差はありますが、効果は2,3日~2週間で現れ、通常3~4ヶ月持続します。
時間が経つにつれ徐々に効果が消失し、神経の働きが回復してくるため、注射前の状態に戻ってきます。

稀に嚥下障害や発疹などの副作用が起こることがあります。
副作用の多くはボツリヌス菌の作用が予想以上に強く現れたものと考えられるもので、ボツリヌス菌の効果が弱まるにつれて回復していきます。


かなやま歯科では


表面筋電計による咬合力検査、口腔内及び顔貌写真、レントゲン写真、視診、触診などを行い薬剤量・治療期間等を診断しています。

本院では、ボトックス注射を行ってから1ヶ月後に再度筋電図の検査を行い、経過観察しております。
メンテナンスも兼ねてご来院ください。

ボトックス注射が怖いと感じる方にはまずはマウスピースがおすすめです。
マウスピースを試してからボトックス注射を行う方もいらっしゃるので、ご自分に合った方法を一緒に見つけましょう。


お気軽にご相談ください。

かなやま歯科
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